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執筆者の写真七味加工所 苅谷

ゴマの効果的な食べ方を研究しよう!


皆さんこんにちは!


不老長寿の妙薬として古くから世界中で愛され続けている「ゴマ」。

せっかくだからその健康パワーを余すところなく享受したいですよね。


ゴマには白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなど様々な種類があり、食べ方も人それぞれ。サプリメントなども販売されているのでどういった食べ方が良いのか悩ましいところ。


今回はゴマをどうやって食べれば一番健康に良いのか考察していきたいと思います。







①ゴマの種類はどれを選べばいいの?

皆さんが普段食べているのはゴマ科の植物の種子。世界中に分布しておりその数は3000種類とも言われています。


しかし、大きく分けるとゴマは白、黒、金の三つの種類に分けられます。


一般的に良く食べられているのは「白ゴマ」で癖がないので様々な料理に使用されており、練りごまなどの加工品としても幅広く活用されています。


「黒ゴマ」は文字通りに色の黒いゴマで白ゴマ、金ゴマに比べると脂質の量が少なく食物繊維が豊富。黒い部分には「アントシアニン」というポリフェノールが豊富に含まれており、アンチエイジング効果に優れているので積極的に食べて頂きたい種類です。


「金ゴマ」は他の胡麻に比べて脂質の量が多いのが特徴。そのため最も香り高く、味も美味しいので一番高級な種類になります。ちなみに、日本で流通しているゴマの殆どが海外産で約30か国から輸入されています。


ゴマに含まれる抗酸化物質やビタミン、ミネラルなどは種類によってさほど変わりはありませんが、黒ゴマが食物繊維やポリフェノールが豊富に含まれているので健康価値は高め。


お求めやすさ→白ゴマ


健康価値→黒ゴマ


美味しさ→金ゴマ


のような感じで時と場合によって選ぶと良いでしょう。







②ゴマは種類よりも(食べ方)が大切!

様々な健康パワーを持つゴマですが、最も大切なのは「食べ方」なのを知っていましたか!?


ごまは外皮が非常に硬く、そのまま食べてもほとんど栄養が吸収されずに排出されてしまうのです。


よく噛んで食べれば大丈夫じゃないの!?とお思いの方も居ると思いますが、ゴマだけそのまま食べる人はなかなかいませんよね。粒が小さいゴマははよく噛んだつもりでも実は十分にかみ砕かれていないのです。


そのためゴマの栄養素を一番効率よく摂取する方法は、「すりゴマ」にすること!


食べる時直前にすり鉢ですってから料理に使うのが一番効率よく栄養を摂取できます。


元々すってあるゴマじゃだめなの?とお思いの方もいると思いますが、ごまの殆どが油分なので長い間空気に晒されると油分が「酸化」して栄養素が失われてしまいます。


そのためすりゴマは出来るだけ新しいものを使うか、料理の前に自分ですってから使うのが良いでしょう。






③ゴマと相性の良い食べ物は??

すりゴマが一番栄養を摂取しやすい事をお伝えしましたが、ゴマを単独で食べる方はなかなかいないと思います。


その為ゴマは「食べ合わせる」ことが大切!!


やはりすりゴマと相性がよいのは「胡麻和え」でしょう。


ホウレン草や小松菜などの葉物の野菜はもちろん、アスパラ、ジャガイモ、ニンジンなどと組み合わせてもゴマとの相乗効果でより一層の健康パワーが享受できますよ!


血圧やコレステロール値が気になる方は、納豆や豆腐などの大豆製品に合わせるのがオススメ!高血圧や中性脂肪、悪玉コレステロール値の低下などが期待できます。


主食に合わせるにはズバリ「青魚」!青魚に含まれる「DHA」「EPA」は動脈硬化を予防し、血流を改善させる働きがあるのでゴマに含まれる不飽和脂肪酸との相乗効果で血液がサラサラになりますよ!!







いかがでしたか?


ゴマには様々な健康パワーが秘められていますがそのパワーを享受するには「食べ方」と「食べ合わせ」が大切!!


ちょっとひと手間加えるだけでも料理がより美味しくなりますし、健康にも良いですよ(*^^)v



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