
皆さんこんにちは!
以前ブログでもご紹介させて頂いた、柑橘類に多く含まれる物質の「ヘスペリジン」という物質ですが、現在化粧品やサプリメントとして使用されるようになっており注目を浴びつつあります!
あまりなじみのない物質ですが、柑橘類の果皮に多く含まれるこちらの成分は古くから漢方薬としても活用されてきた歴史がある健康にとても良い成分なのです!!
①血管の柔軟性を高めてくれる!
別名「ビタミンP」とも呼ばれる植物性ポリフェノールの一種へスぺリジンには毛細血管の強化作用や、血流改善作用、中性脂肪の低下、悪玉コレステロール値の改善といった心臓血管系に良い働きをしてくれます。
血管を柔らかくして血流を改善してくれる効果から、冷え性の改善にも効果があります。
代謝が良くなり、むくみをとってくれるので、血の巡りが悪く冷え性でむくみがちな方にはぴったりな成分ですね!
昔から冬至の時期になると柚子湯に入って身体を温めていましたが、柑橘類に含まれるヘスペリジンの効果を昔の人は身をもって体感していたのかもしれませんね。
②シミやくすみ対策にも!美容効果も抜群!!
最近話題になっている韓国コスメにも柑橘エキスや「糖転移ヘスペリジン」といったヘスペリジンの吸収率を高めた物が使われていたりします。
ヘスぺリジンには血行を良くする働きの他、シミやくすみの原因になる「メラニン」の働きを抑えてくれる働きがあります。
更に、コラーゲンの生成を促し、水分保持力を高めてくれる作用があるのでシワやたるみの改善にも効果が期待できます!
柑橘類は昔から美肌に良いとされてきましたが、ぺスぺリジンは果皮に多く含まれる成分なので是非皮ごと食べて頂きたいです(笑)
③自律神経のバランスを整える。
最近何となくイライラする。疲れが抜けない。なんてことはありませんか?
それは自律神経のバランスが崩れているのが原因かも。ヘスペリジンには交感神経の働きを抑えて副交感神経を活性化して心身ともにリラックスさせてくれる働きがあります。
慢性的な倦怠感や更年期障害の緩和などにも期待がもてますので、日々はつらつとして元気な毎日を過ごしたい方には是非お勧めしたい成分です!
その他にもヘスペリジンにはビタミンCの働きを活性化したり、免疫力を強化してくれる働きがあるとされています。
しかし、残念ながら柑橘類の実の部分には果皮に比べて数十分の一程度のヘスペリジンしか含まれていないのです。
効率よくヘスペリジンを摂取したい方は、サプリメント等を使うか、七味に含まれる「陳皮」を食べるようにしてみて下さいね(^_-)-☆
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