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最適な栄養素のバランスを考える。



皆様こんにちは!!


突然ですが、、、


皆さんは栄養素のバランスを考えた食事をしていますか!?


そんなの当たり前だよ!!と叱られてしまいそうですが(笑)


何となく野菜を多めに食べたり、油っこいものや糖質を控えたりしている人は多いと思いますが、どの食べ物にどのぐらいの栄養が含まれていてカロリーがどのくらいなのかを計算して食事をしている人は少ないと思います。


スポーツやウエイトトレーニングをしていて食事を管理している方ならカロリーや栄養素の計算をするのが常識!と考えている方もいると思いますが、ほとんどの人は「なんとなく身体に良さそうなものを食べる。」このぐらいにとどまっているのではないでしょうか。


たかが食べ物。


しかし我々の体は食べたもので構成されているので、食べ物抜きにして健康を語ることは出来ません。体系の管理だけではなく、免疫力、メンタルにまで影響する食べ物の栄養を今回は考えていきたいと思います。







①現代の食生活と栄養摂取メカニズムの矛盾。

我々の生活は24時間食べ物にあふれています。手軽に食べられるお菓子やジュース、数百円で食べれるランチやお弁当などもより取り見取りです。


しかし、このような食べ物にあふれかえった生活を営むようになったのはごく最近のことで、人間は食べ物を得るために日々努力し研鑽をかさねてきました。


ほんの100年前までは一日を満足いく食料で満たすことは難しく、手に入る食料でなんとか飢えをしのぐことが普通だったのです。


その為、我々の人体は栄養素を体内で合成し、エネルギーを効率的に貯蔵するシステムを進化させました。


しかし、効率的に進化してきたシステムが現代では完全に暴走してしまっています。


加工食品や砂糖は我々の味覚と神経を狂わせ、適切な栄養摂取のバランスを見失わせてしまいます。


「美味しい」というシグナルは栄養を摂取するうえで欠かせないものですが、美味しすぎるものにあふれている現在は食べ物が麻薬のように働き、必要でないものを沢山身体に蓄えさせようとしてしまいます。


今を生きる我々はある意味全員が食事ときちんと向き合い、最適な栄養バランスを考えなければ無尽蔵の食べ物の誘惑に身体を破壊されていってしまうでしょう。







②肥満は万病の元。

「肥満」と聞くと周りから見て「明らかに太っている人」と感じる方もいると思いますが、実は日本人の4割ほどが過体重でその割合は1975年ごろに比べると3倍ほどに増加しています。


世界的に見ても肥満の割合は年々増加の一歩をたどっており、中でも5歳~15歳にかけての子供たちの肥満が問題とされています。


ちょっとぽっちゃりしてるぐらい気にしないよ!と考える人も多いかと思いますが、ほんの数十年前までは太っている人を見かけるほうが難しい時代だったのです。


一部の特権階級でしか肥満になる人はいませんでしたし、ほんの数十年でここまで肥満が増加してしまったのは恐ろしい事で、肥満は生活習慣病の引き金になる「病気」の一部なのです。


世界中で肥満を治療したり、予防する為の様々な薬やプログラムが考案されていますが、「肥満にならない為の努力」をしない限りはどんなダイエット方や、高価な薬も対処療法にしかならず肥満を根本的に解決するのは難しいでしょう。


悪いことに、肥満や体型を気にするあまり、過度なダイエットに走り摂食障害を引き起こしたり、薬による副作用で命を落としたりする事案も増えてきているのが現状です。


食事は生命を維持し、健康で快適な生活を維持する為に必要不可欠なことですが、同時に我々の健康を害したり、精神を脅かすもろ刃の剣なのです。


現在の食生活で必要なのは一人一人は栄養を理解し、現代の食生活がいかに栄養バランスからかけ離れたものであるかを学んでいくことです。


そうした努力を続けて行かなくては、いくら医療や技術が進歩したとしても肥満や生活習慣病を減らしていくことは難しいでしょう。






③身体の構成はPFCバランスできまる!?

皆様は「PFCバランス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?


最近どのダイエット本でも紹介されるようになったワードで「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の総称です。


実は、ほとんどの生物がこちらのバランスを調整することで体型や体調を調整することができる生命を維持する為の必要不可欠な栄養素なのですが、近年のダイエットでは「炭水化物抜き」「脂質からカロリーを摂取」「菜食が健康」など極端な栄養バランスを推奨しているものが多いような気がします。



巷にあふれるダイエット本の数々は商業ベースで書かれており、極端な内容に偏りがちです。


そもそも栄養バランスの取れた食事を摂れていれば太ることはありません。


逆に極端なダイエットに走ると必要な栄養素が摂取できなくなり、体調を崩してしまうかもしてません。


我々の体は実によくできており、栄養が足りなくなれば他の栄養素を再合成したりや体の一部から栄養素を取り出したりしてバランスを保つようにできています。


すなわち、タンパク質や脂質などを過剰に摂取したり、逆に炭水化物をまったく取らなかったとしても長期的にみれば人体が「最適な健康状態を保てるような栄養バランスに調整してしまう」のです。


つまり、どんな食事をしようが最終的にはその人が健康になるようなバランスになるのですから極端な食事制限はあまり意味がないとも言えます。


ただし、好きな物を好きなだけ食べる!ではダイエットになりません。


出来るだけ栄養バランスの取れたメニューを適切なカロリーで摂取することが必要です。


肉体労働やスポーツをしている人以外なら、一日2000㎉前後のカロリーを摂取していれば十分健康な健康な身体を維持することが出来ます。


まずは自分が食べるもののカロリーを意識して、揚げ物やジャンクフード、お菓子などを避けた食事をしていれば自然と健康に近づいていくはずですよ!!

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