top of page

現代だからこそ考えたい「未病」の心得


皆様こんにちは!!


皆様は病気に対してどんな考えをお持ちでしょうか??


おそらくは「不安」「恐怖」といったネガティブな感情を描く人がほとんどだと思います。


新型コロナウイルスの影響や、生活習慣病、うつ病の増加。


誰もが病気や死の不安を抱えながら生きている現代において病気とどう向き合っていくかは重要なテーマだと思います。


今回は医療やウェルネスについての考えが発展した現代だからこそ考えたい病気や健康の捉え方のついて考えていきたいと思います。






①医療は進歩して様々な病気が治るようになった。けれども、、、

近年の医学の進歩は凄まじいものがあり、一昔前では治療が難しかったものが治るようになりました。


癌や心臓病、アンチエイジングなどに関しても新しい治療法がどんどん確立され一人一人に合わせたオーダーメイド治療なども行われるようになってきました。


しかし、健康に対する意識や慢性疾患の羅漢率はどうでしょうか?


日本人に対する健康への意識調査の結果では、「成人のおよそ2割の人は何かしらの疾病や痛みを感じる」と答え、世界をみて心疾患、癌、糖尿病などの生活習慣病の患者数は増えつづけ、死亡率の8割に達するとの見方もででいます。


頭痛や腰痛、慢性的なだるさなど治療の必要がないような身体の不調をあわせれば国民の殆どが「病気」を抱えながら生活しているといっても過言ではないのです。


医療が進んでも病気のなる人の数が増えれば、生活の質や文化の向上、幸福の増加は見込めません。


一人一人が健康に関する意識を見直し、生活の質や食事を見直し、より健康的で活力のある生活ができるように変化していかなければなりません。







②途上国や少数民族の方が健康や幸福に対する度合いが高い。

医療が発達し、だれもが高度な医療や介護制度を利用できるようになった現代で、これほどまでに体の不調を訴える人が多いのはなぜなのでしょうか。


そこには、現代人の生活と「健康や病気に対する意識」の変化が見受けられます。


OECD(経済協力開発機構)の報告によると、経済の発展が幸福や健康への寄与は比例しないとのデータが見て取れます。


米国や欧州諸国をみても慢性痛、生活習慣病に悩ませれている割合は増加し、高度な治療を受けながらも痛みや不安が収まらないなどの症状を覚える人は人口の10%にも達し、経済損失はおよそ10兆円に達するとの見込みも出ています。


一方で、農業や小規模経済を営んでいる地域、小さなコミュニティーを形成してる地域では健康寿命も長く、幸福や健康に対する意識も高いとの報告がなされています。


そこに暮らす人々は高度な先進医療を受けることなく、ワクチンなどの必要最低限の医療を受けるだけで十分な健康と幸福を味わっていることがわかります。


インターネットが発達し健康や病気に関する情報があふれかえっている現代。


必要ではない情報や、健康に関する不安をあおるような広告が現代人のこころを蝕み健康を害しているのではないのでしょうか。







③幸福な人に学ぶ健康への意識。

医療や文化がそれほど発達していない地域でも健康で幸福な人生を送れるのはなぜでしょうか?


それは人々の「幸福」の捉えかたが関係しています。


健康長寿な国や地域は総じて幸福への意識が高いとのデータが示されており、健康=幸福への結びつきが強いと考えられます。


あなたは今健康だと感じていますか?


朝気持ちよく目覚め、毎日の食事を楽しみ、命を脅かさせることなく安全にすごせていますか?


これらの当たり前の日常に幸福を感じていることが健康で長生きしている人の特徴です。


情報や日々のあわただしさに追われ、身近な幸福を感じられなくなった現代社会に慢性的な「病気」の原因が隠れているのではないでしょうか?


そもそも幸福や充実感を覚えている人には「体調の変化」や「病気」に関する不安が少ないのが見受けられます。


充実した仕事や趣味や遊びに没頭しているとき体の不調をきたすような場合は少ないと思います。


日々幸福で充実した毎日をおくっていれば病気の不安や心配は自然となくなっているものなのです。



そのためには日々の生活を見直し、自分の幸福とはなにか、健康的な毎日をおくっているかを自問自答し日々のストレスや不必要な情報を減らしていく必要があります。


情報や日々の変化に追われ、自分の幸福や健康に目をむける機会が少なくなってきた現代人。


まずはしっかりと生活の質を見直し、健康や幸福について向き合う事。


そうすれば自然と病気に関する不安はなくなり健康で活力ある生活が送れるようになるのではないでしょうか。

閲覧数:17回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page